カテゴリー「映画・テレビ」の3件の記事

2008.08.31

ぽーにょぽにょぽにょ

崖の上のポニョがとてもおもしろかったので、mixiの日記に書いた感想をこっちにも載せておきます。

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ポニョをようやく見に行ってきた。

以前に兄が子供たちと見に行ったときに、甥っ子が食い入るように 見ていたという話を聞いたり、お盆に会ったときに、姪っ子がちり紙で作ったてるてる坊主のような物をポニョと言ったり、 あるいは、そこいらを指さして、「あー、ぽにょー」と言ってみたりするのを聞くにつけ、これは是非とも見に行かねばと思っていたのだ。

宮崎駿のアヴァンギャルドな悪夢
http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_fb6c.html

事前の評として、褒めているのか貶しているのかよく分からないものを見ていたせいで、あまり期待はしていなかったのだけど、とてもおもしろかった、あるいは居心地が良かった。


話は変わるが、自分は子供の頃からよく夢を見る。
というか、見るのが普通で、その世界を理解し、そこに留まっていたいということを思うこともしばしばあるのだが、
目が覚めてから、夢を記憶しておこうとすると、その日一日、頭の回転が著しく悪くなることを経験上知っているので、今は毎日洗い流してしまっている。

それを称して悪夢という。


この作品において、表面上、突拍子もないことがひたすら続くのだが、夢として、夢の主体と一体となり、主観を共有することで、話は自然とつじつまを持った物になる。

車の後ろから波が迫ってきても、宗介が海に投げ出されそうになっても、特段の危機感もないのだが、「ここは、嫌。」とポニョが漏らすと、事態が急変する。
ストーリーは常に、無意識の支配下にある。

子供がこの映画にはまるのは、容易にタガをはずして世界と一体となることに慣れているからだろう。


ところで、宗介やポニョのこどもこどもした描写のかわいらしさには、ものすごいものがある。
手や足や、顔といったパーツの柔らかさや、ちょろちょろ走り回る危うさなど、トトロのころより相当に進化しているように思った。

自分は子供の扱いに慣れていないので、甥っ子や姪っ子の手を引いていると、腕が千切れやしないか、握りつぶしてはしまわないかと、ほとんど昆虫のナナフシやらガガンボやらを扱う並に臆病になってしまうのだが、映画では安心してかわいらしさに癒されることができる。


久々に、もう一度映画館に見に行きたいと思った。


映画「崖の上のポニョ」公式サイト
http://www.ghibli.jp/ponyo/

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2006.07.17

時をかける少女 - でんぐり返し10点

昨日、テアトル新宿 へ見に行ってきました。
封切り間もないこともあるけど、ものすごい客入りでした。 上映する映画館が限られていることがとても不思議に思えます。
ところでこの映画館では、 完全入れ替え制でなおかつ整理券番号順の入場ということで、一つ前の上映が始まった直後に 券を買っておいたら、スムーズに入場することが出来ました。参考までに。

時をかける少女 (監督: 細田守 / 配給: 角川ヘラルド )

原田知世が出てた映画は、 1983年上映ということで、当時ドラえもんの映画ぐらいしか見てなかったのですが、 主題歌のサビの「とーきをー、かーけるしょうじょ」とか、ちゃーんちゃちゃ、ちゃっちゃっちゃちゃーん ってなメロディは頭にこびりついてたりします。
筒井康隆の原作も未読なもんで(最近出てたコミック版を読んだけど、あんましピンとこなかった)、 ほとんど前知識ない状態で見ました。

細田監督な作品らしく、基本的に日常のお話が日常の時間軸で進んでたりするんですが、 緩急ついてて、どきどきしたり、笑ってみたり、途中でだれることもなく、かといって慌ただしすぎもせず、 入り込むにはちょうど良いぐらいの時間だったと思います。

全般にフルアニメしてて、それに伴ってか、キャラデザは描線少なめの淡泊なものになっていました。
首ながーっ、体うすーって思ったら、お風呂シーンでは案外胸があってみたりして。 あ、でも青春ドラマだから、スカート同様鉄壁です。

あと、背景がめちゃめちゃすごくて、街並みの俯瞰とか、 原画で見たらいったいどれくらい描いてあったんだろうって思いました。 実に劇場サイズです。

中盤のコミカルなノリには大笑いでしたが、終盤のどんでん返しであれ?と思いました。 なんとなく繋がりが薄いような。 ひょっとすると、原作の展開となんか関係があるのかもしれません。

ところで、細田監督、時をかける少女、と言ったら、おジャ魔女どれみドッカ~ン!#40を 連想する人はそれなりに、その方面にはいると思いますが(っていうか、パンフにも触れられていたし)、 ちょっとデジャヴを感じさせる(あるいはまんまな)場面があったりします。
知ってる人はそこでニヤニヤしてみてください。

近くの席には、多分自分が見たくて来たようなお父さんと、小さい男の子が居たけど、 終わった後、二人とも楽しそうに、内容についてあれこれ話しているようでした。
客層を限らず、万人受けする映画であると思います。
そのうち、DVDのレンタルとかはなされるでしょうけど、 少々手間でも自分のところの近くの上映館を探して、見に行かれることをおすすめします。

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2004.10.13

マインド・ゲーム、見てきたよ(ネタばれあり)

吉祥寺バウスシアターにて、マインド・ゲーム見てきました
(一日一回 20:50-22:40、10/22までやってるそうです)。

アニメ誌とかのいくつかの情報から、ひたすらサイケな映像を見せられつづけるのかと、
ちょっと怖いもの見たさもあって見てきたのですが、意外とまっとうなお話で、
少しじんわりときました。

途中のストーリーの飛躍の仕方は、タイムマシン並ですが、
ムリに理屈をつけてまとめたりせず、適当に別ルートを暗示したりしながら、
曖昧に閉じていくのは、いい見せ方だと思いました。

でもちょっと2時間は長いかも。
緩急はっきりついてて、のんびりしたシーンはじれったく感じたりもしたり。

それはそれとして、
今田耕司を始めとして、吉本の芸人さんたちが声を当ててたりするんですが、
これがとってもはまってて、べたにかっこ悪く、時々かっこ良く、
メッセージに強力な説得力を持たせています。

メッセージといえば、主人公達が繰り返し叫ぶ、
べたべたポジティブシンキングな台詞は、けっこう心に響きます。

また、どしどし地響きを上げそうなぐらいエネルギッシュに動く映像が、
これまた説得力を与えています(考えるだけじゃなくて、動くってことで)。

大画面で見ると、幸せです。
まだ見てない人は、かわいいみょんちゃんを見に、是非行ってみてください。

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